観便の勧め~便の色は何色が健康なのか~


便の色の理想は、赤ちゃんに見られる黄色ですが、健康な成人の場合、黄色みがかった褐色をしています。

便の色は、胆汁に含まれる胆汁色素の影響をうけます。腸内に乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が多いと、この菌が酢酸や乳酸を生成し
大腸の中は酸性になり、胆汁色素が 黄色っぽくなります。赤ちゃんの便が黄色いのは、善玉菌が95%以上と多く腸内が 酸性に保たれているからです。

一方、腸内にウェルシュ菌やクロストリジウムなどの悪玉菌が多いと、臭くて有害な物質を生成し腸内はアルカリ性となり便は黒っぽくなります。成人の一回の排便量は、100~250gですが、その中に数十兆個の細菌やその死骸が含まれています。 便の中の善玉菌と悪玉菌の比率は、20対80と圧倒的に悪玉 菌が多くなります。

また、便の色は食事によっても変わってきます。トマトを食べるとピンクから赤っぽい 色になり、海苔を食べると黒っぽい 色になったりします。さらに、造血剤等の服薬によって黒くなることがあります。便の色が食べ物や服薬に関係なく赤かったり、黒かったり、 白いときは重大な病気が 潜んでいることが考えられますので、 医師の診断を受けられることをお勧めします。